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オーラルセルフメインテナンスについて
DENTIST. SUGURO TSUJIMURA.
SUPPORTED BY.SHONAN MEDICAL PARTNER
これから15年をかけて加速する人生100年時代の到来に合わせ、我々歯科医のあり方が大きく変わる時を迎える。
健康寿命と平均寿命の差を縮めるべく多くの取り組みが行われることによる成果に合わせ、70・80歳を超え、車の免許返還や歩行困難、付き添い者の不在などにより、歯科医院への通院が困難となる国民が急激に増えると考えられている。治療としての訪問歯科診療に関しても需要と供給のアンバランスが起きるとされており、口腔疾患・口腔内細菌叢の影響による誤嚥性肺炎をはじめとする歯科疾患由来の全身疾患を低減していくための対策が急務となってきている。これまで先人たちの導きにより、日本に予防歯科が定着を始め20数年が経過し、一定の成果をあげてきた。ただこの予防歯科の恩恵を受けている国民は歯科医療受診者のうちのごく一部の存在でしかないことも事実である。少し予防から範囲を広げて考えると、国の政策のプラスの仕組みとして近年歯周病の継続管理としてサポーティブペリオドンタルセラピー:SPTが導入され、今までの症状のあるときにだけ利用される日本の歯科医院の中において、定期的に歯科医院を訪れる仕組みが機能しはじめている。しかしこのSPTを提供するための条件とされている歯科衛生士が存在し、かかりつけ強化型歯科医院の認定を受けている歯科医院は残念ながら全国平均14.5%(2018年現在)に過ぎない。
では、予防またはSPTが実施できる歯科医院は万全か?
というと、意外にもそうではない現実がある。私のクリニックは100%自由診療で予防メインテナンスを提供して15年が経過しようとしている。保険型の予防医院と比較すればメインテナンス受診患者数(定期来院型=ストック型)は緩やかであるが、確実に1医院として抱えるクライエント数は伸び続ける。これはもちろん素晴らしいことでやりがいにも直結するが、同時に予防の担い手である歯科衛生士の継続的増員とユニットの増設が繰り返される。歯科医院はあくまで小規模企業形態であり、大きくなればなるほど利益率が向上し続けるというわけでもなく、雇用・教育・品質維持・過大な設備投資というマイナス面も露呈してきている。現に歯科予防として多くの患者数を抱えながら廃院に追い込まれる例が全国ですでに数件出ている。つまり、患者数増加は増収にはなるが増益とはならないことがあるということである。また、元に戻せば歯科衛生士が雇用できない場所や規模の小さい歯科医院では、医療の本来あるべき姿である、疾患の発症を未然に抑制するということすらできないことになる。もちろん私の知り合いでも志の高い歯科医師らが自ら予防業務をこなす医院を知っているが、この形態もまた経営においては難しい局面に追い込まれることとなる。とはいえこれから先、常に新患で溢れ、その新患の応急的な治療を中心に得られる収益だけで経営が成り立たせる歯科医院は、人口の急激な減少が確定していることからも難しくなることは明確である。ではここまでのことを考慮に入れ、何か対策は打てないのだろうか?
我々現代を生きる歯科医院にこれら多くの課題を解消するためのキーワードが、”クライエント自身が行うセルフメディケーション”(健康の自己管理)に対する知識とセルフメインテナンス技術の向上だと私は考えています。予防歯科にクライエントが通い続ける理由必要性は何なのか、私はそこから考えを巡らせました。医学的にはバイオフィルムのコントロールを行い、定期的にう蝕と歯周病の原因菌を低減させることでしょう。クライエント側としてはこの点の理解に合わせ、自身では取り除くことの出来なかったステインや歯石のクリーニングとなります。クライエントは個々に疾患に対する発症リスクは異なります。トータルリスク高値を有するクライエントは、やはりリスクに応じたメインテナンスプログラムを歯科医院において担当の歯科衛生士により管理を受けるべきだということに代わりはありません。歯石沈着
ゼロ、ステインフリー、健康層のマイクロバイオーム維持をもしクライエントのセルフメディケーション&セルフメインテナンススキル向上により達成できれば、全国民がセルフケアで予防可能になるのでは?(少し過大解釈ですが 笑)
今の日本における予防歯科を利用されているクライエントの層は、私の経験上大きく分けて③グループに分けられます。グループ①は、疾患リスクが高く治療の繰り返しを避けるべく予防歯科へ通われる人。グループ②は、治療経験も少なくて健康観が高く疾患とも無縁の健康を得るために通われている人。グループ③は、口腔内リスクが低く歯科疾患で苦労されたことがない将来の健康を担保にするために通われる人、となります。離脱率(定期受診を辞める割合)が高いのはグループ③→グループ②→グループ①の順に低くなります。この順序は口腔内に対する不安感の低さとも考えられます。また、定期受診の負荷(費用的負荷・時間の確保・モチベーションの低下)に合わせて、自身でしっかり歯磨きを頑張り自己管理で様子をみようと考えて定期受診を辞めることが多いのです。
私が考案したオーラルセルフメインテナンスのターゲットは、まさしくこの離脱率の高い層へのアプローチです。2本の特徴ある歯ブラシを用いるツーステップオーラルケアシステムにより、歯石沈着ゼロ・バイオフィルム除去を行い単鎖分割ポリリン酸ペーストを用い、有効成分「LYZOX(リゾックス)」配合のメインテナンスジェルにて健康層のマイクロバイオーム育成を行う。このホームメインテナンスツールをクライエントのリスクに応じて処方、6ヶ月あるいは1年間のホームメインテナンスを実施してもらい、医院に来院せずに医院主導で予防管理をクライエント自身に実施してもらいます。つまり、管理体制は緩めずにストック型医療を強化、もっとも知人紹介率の高い層を離脱させることなく関係性を良好に保ち続けることが可能なのです。
医療法人社団つじむら歯科医院
理事長 辻村 傑
How to use
オーラルセルフメインテナンスの使い方
導入歯科医院
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北海道・東北
関東地方
・医療法人寿和会 かず歯科診療所(群馬県伊勢崎市)
甲信越・北陸地方
東海地方
近畿地方
・医療法人えみは会 加藤総合歯科・矯正歯科(大阪府羽曳野市)
中国地方
四国地方
・医療法人愛媛インプラントクリニック かまくら歯科(愛媛県松山市)
・長谷川歯科医院(愛媛県松山市)
九州・沖縄
・医療法人なかお歯科 戸畑駅前セントラル歯科(福岡県北九州市)
・医療法人きしぼ心和会 大林歯科小児歯科医院(福岡県宗像市)
・医療法人 門松歯科医院(鹿児島県日置市)
海外・中国
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